お昼頃から映像の編集。14時に休憩も兼ねて写真を撮りに家の近くを歩く。11月になって日がさらに短くなった。風景に差し込む光も夏とはまったく違う。正岡子規の仰臥漫錄を読んでいる。子規が一日中、ガラス障子から眺めた風景が俳句や水彩画になっている。世界を見ること、見えることが一体どういうことなのかを考える。同じ場所から眺め続ける風景はけして同じではなく、子規の見る風景には昨日咲いていなかった花が咲き、洗濯物が干され、鳥がやってくる。目の前にあるものを「ただ見ること」の難しさと、面白さがある。
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2022.10.20
・空中を揺らした羽が照らす庭
高台の住宅地を歩く。上まで行くには何通りかの道がある。一番近い道で行く。実家は高台にあって、高校生の頃は急な坂道を自転車を引きながら登っていた。坂道の途中には牛小屋がある。今も牛がいるのかは分からない。小さい頃、祖母と牛小屋のなかへ入ったことがある。なぜ行ったのかは憶えていない。子牛が1匹いて、鉄パイプの柵に頭をぶつけていた。風向きが変わると牛小屋の匂いが高台の上まで流れてくる。
2022.10.18
・街路樹の葉が落ちて乾くシャツ
今日は晴れていた。風は肌寒い。厚着をしなくてもまだ耐えられる。フリースでも着てくればよかったと思いながら近所の団地の周辺を歩く。団地の一階部分はシャッターが下りていて、昔はなかに店舗が入っていたとわかる。敷地には住人が植えたのかどうか分からない植物が繁殖している。夕方、洗濯物をとりこむ。